代表挨拶・教育理念

教育理念

ベジライフが、今ある社会課題の解決に好循環を生む可能性について啓発し、実践の輪を広げることによって、次世代に持続可能な社会を引き継ぎます。

ベジライフスタイリスト養成講座・資格 創設について

私たちベジライフスタイリストでは、一人ひとりが楽しみながら、普段の生活に心地よくベジライフ(菜食)をとり入れることは、今の私たちの生活、子どもたちが生きる未来の社会の本質的な豊かさにつながると考えています。

これは今ある既存の食生活を一転させて、新しい価値観に置き換えましょうということであはりません。ベジライフを、持続可能なライフスタイルの一つとして知ってもらいたいということです。

ベジライフスタイリスト養成講座では、海外からのベジタリアンや日本国内でベジライフを実践する一人ひとりのニーズをガイドラインに沿って理解することで、それらに適切に応えられるように理解します。オリンピックを始め、今後海外からの旅行者の増加が見込まれる今、資格者の活動を通して国内のベジライフのインフラを整え、個人にも社会にも優しい好循環が拡大していくことを目指します。

代表挨拶 ベジライフを生活にとり入れるメリット

岩溪寛司(いわたにかんじ)

私自身、ベジライフに出会ったのは、健康改善がきっかけでした。当時の私は、慢性の疲労や胃腸不調に悩み、なんとか体質改善をしたいと考えていました。例えばとんこつラーメンや焼肉を食べたりした次の日には、確実にお腹を壊しました。そんな時、最も敬愛するミュージシャンがベジタリアンであったということもあり、ベジをライフスタイルにとり入れることにしました。私は菜食だけの週と、何も気にしない週とを、週ごとに比較実験してみました。すると顕著に野菜だけの週がお腹も壊さず体調がすこぶるよかったのです。体感知としてベジライフが腑に落ちた瞬間でした。

その結果爛戰献薀ぅ侫好織ぅ襪鬚發辰箸燭さんの人に広げたい瓩箸料曚いらNPO法人ベジライフ協会(旧NPO法人THINK AGAIN)の活動を始めました。

ベジライフの多様なニーズに求められる「ガイドライン」作り

ベジライフの実践当初、一番時間を費やしたのは、適切な知識・情報を収集・整理することでした。ベジライフ自体に出会えたことは幸運でしたが、実際に実践するにあたって、多様なベジスタイルがある中、知識や情報を集め、それが自分のライフスタイルに適している情報かどうか、様々な立場の人、社会にとって本当に有益な情報かどうか、精査するのに1年以上の日々を費やしました。とにかく訳も分からず人に会い、集まりに出向き、取捨選択、暗中模索の日々でした。 これにはなかなかの労力が必要でした。 この過程はベジライフを実践しようと思い立った人、全員が体験する爛献譽鵐洵瓩任呂覆い任呂覆い任靴腓Δ。

それは、飲食店に携わる方にとっても同じだと思います。ベジタリアン対応したいと思っても、同様に情報収集などに労力がかかる上に、何が正しい情報なのか判断する材料も少ないのが現状です。

ベジライフスタイリスト養成講座では、それらの情報を整理し、独自のガイドラインに集約することで、飲食店の現場でも即座に活用できる知識の源泉とすることができました。

進む欧米、日本での課題「環境作り」

欧米ではベジライフに理解が深く、レストランでベジタリアンだと言うと二つ返事で対応してくれます。ふらっと立ち寄ったカフェのメニュー看板に「VEGAN」の文字を見るのも珍しくありません。
日本では、ベジライフを実践する環境がまだまだ整っていません。食事に行くとなれば、事前にお店を調べて行くか、現場でスマートフォンを使ってお店を探します。今はソーシャルネットワーク等の発展もあり、多少なりとも情報収集が容易になりました。しかし未だ、お店やその情報、ベジライフへの理解は少ないと言えます。まずは、ベジライフを理解してもらうと同時に、実践できる環境を作らないといけない。こうした課題への取り組みもNPO法人ベジライフ協会(旧NPO法人THINK AGAIN)の様々な取り組みの一つでした。

特に、日本の外食ではまだまだベジライフの認識が進んでおらず、ベジタリアンの方は、日々外での食事に悩みを抱えています。
さらに2020年のオリンピック・パラリンピックを控えて私たちは外国人の方に向けて手配をする必要ができました。
平成25年度の日本政府観光局(JNTO)のレポートによれば、日本を訪れた外国人旅行者数は約1300万人でした。そのうち世界のベジタリアン人口平均約6.5%とすると、約85万人のベジタリアンの外国人が東京を訪れていたことが分かります。
彼らは旅行前にベジタリアン向けの情報サイトにて、綿密にベジタリアンミールを提供できるレストランをリサーチして食事をしているのです。
しかし80万人のベジタリアンに対して日本が適切に「おもてなしが」ができているとは言えません。
現在、年々増加が著しい外国人観光客の来日に伴い、こうしたスペシャルミールの対応は急務と言えます。来る2020年の東京オリンピック・パラリンピックに備えるためにも、既存のメニューリストに1品だけでもベジ対応メニューを加えることで、これらを必要としている海外からのお客さまへの「おもてなし」となり、お店の価値の向上につながります。

ベジ料理と一言で言っても、お肉の代替には何を使うか、旨味は何で出すか、甘味は何を使うかなど、ちょっとした美味しく作る“コツ”が必要です。また良質な食材の調達はどこで手に入るか、ベジタリアンの方と、一般の方の素材や味へのニーズに差異があるために、どちらか一方に良かれと思って作ったものが、一方には美味しく感じられない、ということはよくあります。ベジタリアンの方にもそれ以外の方にも、気軽に美味しく食べていただける料理を作るにはその差異をどう縮められるかが重要になってきます。

こうしたこと現状を踏まえ、一人ひとりのニーズに、適切に対応できる人材を育成するためにベジライフスタイリスト資格は生まれました。

また、ベジタリアンを迎える飲食店の方、ベジライフを始めたい方がご家族と一緒に、美味しく皆で味わえる料理を、ご自身で作ることができるように、ベジクッキングスタイリスト資格を創設しました。

食の持続可能性を目指して

現代において、特に私たちの住む日本は食の選択肢に恵まれています。そして私たちにとって食事が社会のあらゆる活動の基本であり、私たちが選択する食事が様々な現象につながっているということを、私たち日本人は今一度認識する必要があるのではないでしょうか。

自分のための食事から、家族のため、そして社会のために未来につなぐ食事とは何か。 ベジライフスタイルはそんな疑問の答えの一つになると私たちは考えます。

社会の食に対する多様な変化に対応すべく、私たちはベジのプロとして活躍する皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。